進学費用インタビュー
東京商科・法科学院専門学校 伊禮 由衣さん
自立が夢を実現させるための一歩、頑張れば自信にも繋がる
■伊禮さんの一日 ホテル勤務なので、年中忙しく初めはシフト勤務のため、土日が休めなかったりしてきつかったそうだが、周りがみな同じ環境であるため、「2ヶ月位で慣れました。今はこの生活を楽しんでいます」と話す。 |
高校生の頃から将来は航空業界で働きたいという夢があり、はじめはエアライン科がある専門学校への進学も考えたという伊禮さん。経済的な理由から昼間の専門学校へ通うのは厳しく、働きながら夜学ぶことができるこの学校を選んだ。現在は東京ドームホテルのラウンジでフルタイムで勤務しながら、夜は学校で観光ビジネスを学ぶ生活を送っている。最初はホームシックにもかかり、生活面でもすべて自分でやらないといけないことに戸惑いを覚えた日々もあったのだとか。しかし、「東京に住んでみたいという気持ちもありましたし、働きながら学校に行くのは大変ですが、今は毎日が充実していて楽しい」と話してくれた。「ホテルには色々なお客様がいらっしゃるので、言葉遣いや人と接する態度など、学校に行くだけでは学ぶことができないことも多い。これは将来必ず役に立つと思っています。」金銭面では学費はもちろん、その他すべてが自己管理。遊ぶ時間がないのも理由のひとつだが、決して無駄遣いはせず、進学してからはまだ1度も帰省していないという。その理由は「就職は沖縄でと決めているので、就職活動に掛かる費用も考え、できるだけ貯蓄しておきたい」ということで、完全に自立しているその姿に決意と情熱を感じさせた。「航空業界で働きたいという気持ちはまだまだ諦めていません。今は大変だけど、ここでの経験は絶対無駄にはならないし、頑張れば夢は叶うと信じています。」
伊禮 由衣さん
Yui Irei
1994年生まれ、中部商業高等学校卒業。東京商科・法科学院専門学校観光ビジネス学科Ⅱ部1年に在籍し、日中の週5日は東京ドームホテルのラウンジで勤務しながら、夜間で学ぶ。学費・寮費・生活費は給料と奨学金ですべてまかなっている。
渡部 哲也さん Tetsuya Watabe
東京商科・法科学院専門学校/働きながら学ぶ事務局
経済的な理由で将来の夢を諦めないでほしい
東京商科・法科学院専門学校には働きながら学ぶ制度という「就職進学」があり、沖縄からも毎年多くの学生が進学している。就職先の企業との連携がしっかり取られ、ハローワークを通した求人の中から希望の企業を選ぶことができるので、送り出す家族としても安心である。また、昼間の業務が学校の単位にも認められるため、夜間の2年間で専門士が取得できるのも強み。「学生には経済的な理由で就学や将来の夢を諦めてほしくないと思っています。働きながら学ぶという選択肢があることも是非知って下さい。」