HOME  >   シカクとシゴト   >  衛生管理者

衛生管理者

2015年01月27日

LINEで送る

働く環境の安全を管理し、健康を守る責任者

■衛生管理者とは
労働環境の安全と健康を守る専門家です。衛生管理者は作業場など労働が行われる現場を巡回し、設備や作業手順などを常に良い衛生状態を保つよう管理をおこないます。労働災害の防止や危害防止の基準を決める仕事から、健康診断を実施するなど労働者の健康維持にも関わる、幅広い知識と責任がともなう資格です。
作業場の衛生を管理することが仕事で、常時50人以上の労働者をかかえる事業所では、法律によってかならず衛生管理者を1名選任しなければなりません。200人から500人の事業所では2人以上、500人を超えると3人、1000人を超えると4人など、労働者数に応じて衛生管理者を選任しなければならないことになっています。

■衛生管理者になるには
衛生管理者の資格は、労働安全衛生法で定められた国家資格です。第一種衛生管理者、第二種衛生管理者、衛生工学衛生管理者の3種類があり、業務の範囲によって資格がわかれます。第一種衛生管理者免許保持者は、すべての業種において衛生管理者となることができ、第二種衛生管理者免許保持者は、情報通信業、金融保険業、卸売、小売業など有害業務以外の業種で衛生管理者となることができます。
第一種は第二種の上位資格ですが、順番に受験する必要はなく、最初から第一種の試験を受けることができます。
衛生工学衛生管理者の資格は大学や高等専門学校で、工学か理学に関する課程を修めた者が講習を受け、修了試験に合格することで取得することができます。

eisei

■衛生管理者の活躍の場
50人以上の労働者がいる事業所……労働者の危険防止や健康を守るための管理をする。

Colle&Schol

資格取得・目指せる学校の一覧
▶全国の大学一覧PCはコチラ
▶全国の専門学校一覧PCはコチラ