安全管理にも重点をおいたお菓子作りを目指す
厚生労働省認定の国家資格

製菓衛生師とは
製菓衛生師とは、製菓衛生師法で定められた国家資格を持つパティシエで、お菓子作りに欠かせない手先の器用さや、味覚・視覚的センスに加え、衛生法規、食品学、栄養学といった知識を生かして安全性の高い食品を作ることを目指します。製菓衛生師の資格取得者は、飲食の独立開業時に必要な「食品衛生責任者」の資格を申請のみ（通常は受験が必要）で取得できるのも利点です。

製菓衛生師になるには
製菓衛生師になるには、中・高等学校及び大学、短期大学などを卒業後、厚生労働大臣指定の養成施設で1年以上の修学、または菓子製造業において2年以上の実務経験を積み、製菓衛生師試験の受験資格を取得しなければなりません。試験合格後、各都道府県への名簿登録が完了したら、製菓衛生師として現場デビューができます。活躍の場は幅広く、ホテルのレストランや製菓店、パン屋、製菓メーカーや企業での商品開発分野でも資格を生かすことができます。

製菓衛生師の活躍の場
レストラン・ホテルレストラン・・・菓子やベーカリー部門に所属し、スイーツ、パンなどを中心に製造。新メニューの企画・試作なども行います。
製菓店・・・和菓子、洋菓子などの製造、新商品の企画・試作、接客などを行います。
パン屋・・・パンの製造、新商品の企画・試作、接客などを行います。
製菓メーカー・・・新商品の企画・開発・試作などを行います。

資格取得・目指せる学校の一覧
▶全国の大学一覧（PCはコチラ）
▶全国の専門学校一覧（PCはコチラ）