患者にとって1番身近な存在
医師が行う診療や治療の補助をはじめ、患者の精神的なケアや、患者と治療に関わる医療スタッフとの架け橋となる大切な役割を担う看護師。看護師になるためには、大学、短期大学、専門学校、看護師学校などの看護師育成機関で3年以上学び、看護師国家試験に合格する必要があります。現在は、病院内だけでなく、自宅への訪問介護や福祉施設での看護など、活躍の場が広がっています。
看護師になるには?
看護師の資格を取得するには、厚生労働省が認定した大学・短期大学・専門学校・看護高等学校を終業年数を経て卒業し、国家資格に合格すれば取得できます。年齢制限が無いため、社会人や主婦が看護師を目指す場合でも指定の看護学校を卒業後、国家試験に合格しなければいけません。
看護師資格が取れる学校
看護師国家資格の受験資格が得られる学校は全国で273校で、そのうち国公立大学は42校、公立大学は48校、私立大学は151校、3年制の短期大学は21校、3年制の専修学校は11校となっています。
医療の高度化や専門化に伴い
看護師にも高い知識と技術が求められる
看護師の種類に、専門性の高い看護師が認定を受けられる「専門看護師」と「認定看護師」があります。どちらも実務経験5年以上で、そのうち3年は専門看護分野または認定看護分野の看護経験を持つ人がそれぞれ定められた教育を受け、審査に合格することで認定されます。看護職は資格を取得した職就後も知識・技術を高めることが求められます。
