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社会教諭とは
社会教諭とは、国公立・私立の中学校及び高等学校で社会科教師として勤務するために必要な国家資格のこと。高等学校は社会科ではなく、「公民科」と「地理歴史科」の2つの教科にわかれ、それぞれの資格取得が必要になります。学校では専門教科を教えるだけでなく、学級担任として学級活動や生徒会活動、部活動、学校行事などの指導も行い、生徒の学校生活をサポートすることも職務に含まれます。
社会教諭になるには
中学校社会教諭・・・中学校の社会教諭になるには、まず教員免許状の取得が必要です。文部科学省から教職課程の認定を受けている短期大学・大学などで教職に関する必要科目・教科を履修後、教育実習や、社会福祉施設などで7日間以上の介護などを体験します。社会教諭の教職課程は、短期大学は日本史学科や経営、経済、商学に関する学科、大学は教育学部や文学部、法学部、経営学部などで受講することができます。免許状取得後、公立の場合は地方自治体が実施する教員採用試験(私立は独自に実施している採用試験)に合格すれば、募集や欠員状況に応じ、面接試験などを経て学校へ配属されます。
高等学校社会教諭・・・高等学校の社会教諭になるには、公民科、地理歴史科それぞれの教員免許状の取得が必要です。免許状は文部科学省から教職課程の認定を受けている大学・大学院で教職に関する必要科目・教科(教育実習含む)を履修後、取得することができます。公民科の場合は文学部や経済学部、人文学部、教育学部、法学部、社会学部へ進学、地理歴史科の場合は文学部や人文学部、教育学部、経済学部、法学部、社会学部などに進学する必要があります。大学進学前に取得したい資格を決めておくとよいでしょう。免許状取得後、公立の場合は地方自治体が実施する教員採用試験(私立は独自に実施している採用試験)に合格すれば、募集や欠員状況に応じ、面接試験などを経て学校へ配属されます。
社会教諭の活躍の場
国公立・私立の中学校・・・12~15歳までの生徒を対象に、学校教育法などに基づき定められた学習指導要領に沿って授業を行います。また、生徒の学校生活における活動の指導やサポートも行います。
全日制の国公立・私立、定時制、通信制の高等学校・・・国の定めた学習指導要領に従い、年間計画を立てて専門教科を教えます。また、生徒の学校生活における活動の指導やサポートも行います。
家庭教師・塾講師・・・教員免許状を生かし、専門教科を教えます。
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