俳優から声優へ、そしてマルチタレントへ道が広がる
■声優・俳優の仕事とは?
ウィキペディアによると「声優とは声だけで出演する俳優のこと」と記されています。社会的に声優という職業が定着したのは最近のことで、空前のアニメブームやゲーム、インターネットの発達により「声優」の活動の場は大幅に広がり、マルチタレントとして活動する人も増えてきています。しかし、タレントやミュージシャンと同じく出口が狭いのには変わりはなく、専門学校等の養成機関でも俳優→声優として基礎から厳しく指導するのが一般的ですので、やる気と情熱が必要な職業です。
■声優・俳優になるには?
声優や俳優になるには、特に資格が必要なわけではありませんが、専門学校や養成所を経てプロダクションや劇団に登録し、単発の仕事をもらいながら、実力に応じて徐々に仕事が入ってくるのが現実です。専門学校を経てすぐにプロダクションや劇団に入ることも可能ですが、一般的にオーディションがあるため、専門学校卒業後にさらにプロダクションが経営する養成所で学んだ後、プロダクション登録される道を歩む場合もあります。近年は、声優・俳優養成の学部学科を持つ大学や短大もありますが、卒業後の道は専門学校と同じと思っていいでしょう。
▶養成機関:専門学校/大学・短大/養成所
▶プロダクション・劇団:オーディションにより登録