沖縄で学ぶ島ないちゃー
専修学校ビューティーモードカレッジ 手島 奈々美さん
沖縄に行くことになったきっかけ
地元で進学したら、両親に甘えて怠けてしまうかも…。と思って、自立したかったので県外へ進学しようと考えていました。
沖縄を選んだのは、家族旅行で何度か訪れていて、海が綺麗で人が優しいから一人暮らしするなら沖縄!と思ったので決めました。
保護者との話し合い(沖縄へ行くときにどういう反応だったか)
私が沖縄好きというのは両親も知っていたし、進学で県外へ出るときに東京などの都会へ行くよりも両親も来たことのある沖縄だったら安心。ということで快く送り出してくれました。
学校生活はどうですか?
先生方が毎日熱意を持って指導してくれるので何事にも一生懸命になれます。
高校の時は仲良しの友達といて楽しい!と思っていたんですけど、こちらへ入学してからは友達だけど、コンテストでは「ライバル」とか、今まで思っていた友達という感覚よりもっと強くつながっているというか…同じ目標を持った仲間達と競い合って技術を向上させられるので楽しいです。
沖縄へ来てよかったこと
地元にいたときは親に甘えてやっていなかったんですけど、沖縄に来てからは自分でご飯を作ったり、洗濯をしたり、身の回りのことをしっかりできるようになりました。
朝は近くのスーパーの惣菜ですませたりしますが、たまにお昼はお弁当を作って持ってきたり、夕食は作っています。沖縄料理も作りますがそうめんチャンプルーぐらいしかできません(笑)
※そうめんチャンプルーぐらいと言っていますが、そうめんチャンプルーは茹で時間の調整が難しいのでなかなかの腕前だと思います!
地元と違うウチナンチュ独特の習慣、驚いたこと
時間にルーズ。
地元では30分前に待ち合わせ場所には皆、集合していましたけど、沖縄へ来て感じたことは待ち合わせの時間を守らないです(笑)
友人に「○時に家に迎えに行くね!」って言われたので、準備して待っていたら全然こなくて、1時間後に来たりします。(笑)
言葉の違い。
沖縄へ来たとき、何て言ってるのかわからない単語が多し、語尾に「~よぉ」とか「~やぁ」とか「~どぉ」とかついてるので不思議に思っていたのですが、人見知りなのではじめのうちは黙って聞いていました(笑)
初めて覚えたウチナーグチ
「しに○○」(とっても、超など)
入学してすぐ友人たちの会話の中で「しに疲れる~」とか「しに難儀」とか頭に「しに」ってつけているのが多くて、はじめは『何か悪い言葉なのかな?どういう意味なんだろう?』と思ってすごい気になってました。
あとは「○○じら~」(~みたいな)とか「だからね」とか「~だはず」とか聞きなれない言葉をみんなよく口にしています。(笑)
好きな沖縄料理
ジーマーミ豆腐
家族旅行で沖縄へ来た時に食べたらおいしかった。外食に行ったときにジーマーミ豆腐があったら必ず食べます!
島らっきょうも好きです。漬物はよく食べるんですけど、天ぷらはまだ食べたことがないです。てびちもヘチマも好きです。沖縄料理で食べられないものは少ないです。
地元へ帰省するときに必ず持っていく沖縄土産
島らっきょう
母が大好きなので必ず持っていきます。あとはソーキそばのセットとか、乾麺になっている沖縄そばとそばのだし汁とか、あと、レトルトの汁物も持っていきます。
これから沖縄で学ぶ人へのアドバイス・メッセージ
自分自身、人見知りで良い人間関係を作れるかとても心配だったんですけど、沖縄へ来てやっぱり自分から話しかけることができなくてどうしよう…と思っていたんですけど、クラスのみんなが積極的に話しかけてきてくれたし、最初からフレンドリーでなじみやすかったです。
なので最初はとても不安だと思いますが、沖縄にはあたたかい人が多く、一人で自立したいと思っている人にとってはとてもいい環境だと思います。
入学時はブライダルの仕事に就こうと考えていた手島さん。Bモードで学んでいるうちに自分が本当に就きたいのは「美容師だ」とTONI&GUYコースを選択。
先月、研修旅行で行った東京でレベルの高い接客を受け、ますます美容師になろうという想いが強くなったそう。
卒業後は東京のサロンへ就職して腕を磨き、お店を出したいとのこと。何年後かにカリスマ美容師としてファッション誌やショーなどで引っ張りだこになる日が来ることでしょう。
がんばってください!
手島 奈々美 Nanami Teshima
専修学校ビューティーモードカレッジ 美容科 TONI&GUYコース 1年。
大分県出身。大分県立日出暘谷(ひじようこく)高等学校卒業。
将来は東京でサロンを構えるのが夢と、楽しい仲間とともに切磋琢磨しながら勉強中。