沖縄で学ぶ島ないちゃー
専修学校インターナショナルデザインアカデミー 渡辺 由季さん

沖縄に行くことになったきっかけ
高校入学前に家族旅行できたのがきっかけ。青い海に感動していつか住みたいと思った。高校卒業後の進学を考えたとき、沖縄へ進学しようと決めた。

保護者との話し合い（沖縄へ行くときにどういう反応だったか）
高３の夏ごろ、両親に相談したら驚かれたが、説得して納得してもらった。

地元と違うウチナンチュ独特の習慣、驚いたこと
「いんちき」という言葉を気軽に使うのに驚いた。
地元では「すごく悪いこと」にしか使わないけれど、こっちでは「ずるい」とか「いいな～」とかうらやましいとか気軽につかっている。
スーパーが24時間営業・デパートが深夜0時迄開いている。
地元では夜10時には閉まる。
沖縄の人は水着で泳がない
夏にビーチへ行ったとき、友人が水着で泳がなかったため不思議に思って質問したら「沖縄には銭湯や温泉など人前で肌を見せることが少ないから恥ずかしさがあるんじゃないかな？」と答えてくれた。

初めて覚えたウチナーグチ
「でーじ」（とても）
「てーげー」（適当、適度に）
友人が日常会話で使っていて、はじめはどういうときに使っているのか様子をうかがっていた。仲良くなって意味を尋ねたところ、自分自身が考えていたものとそんなにかけ離れていなかった。

好きな沖縄料理
ゴーヤーチャンプルー
苦くて苦手だったけど、レシピを教わって自分で作るようになって好きになった。
なーべーらー（へちま）
たわし等にしか使わないので“食べる”というのにまず驚いた。茄子と食感が似ているけど、茄子は食べられないがへちまはおいしく食べられる。

地元へ帰省するときに必ず持っていく沖縄土産
黒糖ドーナツ棒、涙そうそう黒糖ドーナツ

これから沖縄で学ぶ人へのアドバイス・メッセージ
都心部（東京等）よりは住みやすいと思う。海もきれいだし、森などの自然もたくさん残っているし癒されるので学校へ通うのには最適だと思います。

　　

高校時代から沖縄へ来ることへ憧れ、沖縄移住のため貯金をし、沖縄へ来たしっかり者の渡辺さん。震災後、単身沖縄へ来ることになりいまだ余震も続いている地元のことが心配になったり、ふとホームシックになって寂しく思うこともあるが、いつも支え、応援してくれるご両親や友人にとても感謝しているとのこと。プリクラ帳は高校時代からのもので、今では沖縄で撮ったものも増えてきたそう。就職は沖縄でと考えているという渡辺さん。彼女のデザインしたものが街中に溢れる日が楽しみです！

渡辺 由季 yuki watanabe
専修学校インターナショナルデザインアカデミー グラフィックデザイン科 2年。
群馬県出身。学芸館高等学校デザイン科卒業。
高校入学前に家族旅行で訪れた際、とても青い海や自然に惹かれ沖縄に住みたいと憧れ、高校卒業を機に沖縄で学ぼうと決めた。「人が3秒間、立ち止まって見てくれるようなデザインをしたい。」と目標に掲げ、勉強中。