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沖縄から世界で活躍する看護師を目指して|青木 大志くん

2015年08月11日

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沖縄で学ぶ島ないちゃー
沖縄県立看護大学 青木 大志くん

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interview
沖縄に行くことになったきっかけ
国公立の大学に進学希望で、センター試験での点数を基準にいろいろな大学を比較したところ、ここの大学では国際看護と島嶼看護(とうしょかんご)が学べるということで沖縄への進学を決めました。地元の大学にはない離島実習では、本土に比べて医療に恵まれない場所での看護という点で、自分のやりたい事と似ているし、今後の活動に活かされる能力になると思いました。

保護者との話し合い(沖縄へ行くときどういう反応だったか)
行きたいところに行ったらいい、というような感じでした。反対は特になかったです。ただ、「なぜそこの大学なのか」はきちんと話し合いました。

この学校はどうですか?
入学して知ったのですが、全国の看護を学べる大学の中でも上位に入るシステムを導入しているそうなので、もっとパンフレットとか大学説明会で押し出してもいいんじゃないかな、って思いました。それくらい良い大学です。

沖縄へ来てよかったこと
暖房器具がいらない
地元は雪が降るので暖房器具は必須ですが、沖縄は雪は降らないし寒くても着込めば乗り越えられます。さすがに外は風があるので、体温が削られて寒く感じましたけど、家の中に入れば基本大丈夫です。部屋の気温は真冬でも地元の10月くらいの気温なので、着込めば大丈夫です。地元の着込むレベルとは全然違いますけどね(笑)。

地元と違うウチナンチュ独特の習慣、驚いたこと
台風の時に商品が売り切れる
台風が近づいた時に、何気なくスーパーに買い物にいくとカップラーメンとかパンとかが売り切れていました。こんなにも棚がガランとするのか!?とビックリしました。

台風の過ごし方
沖縄中北部の人と南部(那覇、この周辺)の人に聞いた「台風の時どうしたらいいですか」っていう答えが違います。中北部の人は断水に備えて湯船に水を貯めるとか、ロウソクや懐中電灯を用意しておくって言われたけど、この周辺の人は「まぁ大丈夫じゃない?」って感じで。(笑)那覇はそんなに停電とかもしないって言ってました。
沖縄の人は台風の過ごし方が上手ですよね。

初めて覚えたウチナーグチ
はいさい
中学の時の修学旅行で、バスガイドさんが使っていました。ここに来て初めて覚えたのはでーじとかじらーですかね。

好きな沖縄料理
ゆし豆腐
優しい味が大好きです。食堂でよく食べます。

地元へ帰省するとき必ず持っていく沖縄土産
最近は手ぶらで帰る事が多いんですけど、最初は兄からじーまみー豆腐を頼まれました。あとコンビーフハッシュですね。テレビなんかでやってたみたいで、使い勝手がいいと言っていたので買ってみました。全部コンビーフハッシュの味になっちゃいますけど。(笑)

これから沖縄で学ぶ人へのアドバイス・メッセージ
沖縄だからといって、特に変わったことはないので悪しからず。(笑)

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高校生の時から国際看護に興味があり、戦地でのケアや医療の発達していない場所で人々を助ける仕事がしたいと思い看護の道へと進んだ青木くん。現在は発展途上国などの医療があまり行き届いていない場所で、医療の質を高めたり普及していく活動に興味があるとの事。目線はいつでも世界のようだ。柏原赤十字病院から借りている奨学金は、大学卒業後その病院で働くことで返済が免除になるとのこと。赤十字病院は国際活動なども積極的に行っているので、夢への一歩に近づくためだときちんと考えているようだ。世界で活躍する青木くんをハンズスタッフは応援しています!頑張って下さい!

ライフデータ


profile
青木 大志 Taishi Aoki
沖縄県立看護大学 看護学部 看護学科 2年。
兵庫県立柏原高等学校卒業。
進学の際は両親の負担にならないよう、アパート選びから学費・生活費などすべて自分で賄っているというしっかり者。

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