地元進学した先輩のメッセージ
サイ・テク・カレッジ 新垣 愛香さん
「家族は専門学校に入ると決めた時も、大学編入が決まった今も応援してくれている」と話す新垣さん。
「将来、大学卒業して就職したら、歴史好きな家族みんなを高知県に旅行に連れて行きたいです」
高校卒業時の決断が大正解!! 大学編入で研究者への夢をつかむ
高校時代は琉大を目指して勉強していた新垣さん。センター試験の結果を見て、もう1年浪人して頑張るか、専門学校に行くか悩んだという。そんな時、サイ・テクの学校案内を見て、琉大への編入制度があることを知った。「専門学校で専門的な知識を身につけて、さらに琉大を目指せるなら、こっちで頑張ろうと思った」と話す通り、見事に3年次編入への切符をゲット。「諦めなくて良かった」と話す。中学生の頃から、目に見える物体を構成している物は目に見えない菌や分子であるということに神秘性を感じ、もっと生物について知りたいと思っていた。そんな新垣さんの進路を決定づけたのは高校の修学旅行。通常は海外へ行くそうだが、たまたまその年に新型インフルエンザが流行し、旅行先が東京になった。その日程の中に東京大学の研究室見学が含まれていて、農学部の学生の話を聞いた時に「これだ!」と直感したという。そして、専門学校進学という決断が功を奏して、ストレート進学組と同じ学年への編入を叶えることができた。「もっと勉強しないと追いつけないので大変ですが、楽しみです。琉大には家畜の飼料には適していないようなアクが強い植物を飼料に変える研究をしている研究室があるので、そこで勉強して沖縄の農業に貢献したい」と明確な目標をもっている。「将来は、農業試験場での植物研究や発酵製品開発など、研究に携われる仕事につきたいです」
新垣 愛香 Aika Arakaki
1992年生まれ、那覇国際高等学校卒業。サイ・テク・カレッジ生物工学科2年生。中学生の時からバイオテクノロジーに興味があり、将来は発酵作用を活かした製品開発に取り組んでみたいと話す
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