地元進学した先輩のメッセージ
専門学校 日経ビジネス 古波蔵 姫さん
学校での仲間との思い出を振り返り、「高校までと違って、目指す目標が皆同じ。つらいときも一致団結して頑張ることができた」
左から桑江 文乃さん、備瀬 加奈子さん、古波蔵 姫さん、宮良 光子さん、平良 彩花さん
笑顔と誇りをもって旅客を送り出す
頼りにされるグランドスタッフに
小さい頃から何となく、空の仕事に憧れていた古波蔵さん。「私には無理だろうな」と諦めかけていたが、進路を選ぶ時期になり母親から「やってみればいいじゃない」と背中を押され、専門学校日経ビジネス エアラインビジネス科グランドスタッフコースへ進学。将来の目標を決めたことで、古波蔵さんの意識も変わり普段の生活はピリッと引き締まった。「毎日たくさんの人と接する仕事を目指すのだから」と人前に出て積極的に話しをするようになり、友だちの輪も広がった。また学校では礼儀作法や立ち居振る舞いを徹底して教わり、鏡に映る自分の姿を見ては常に姿勢をチェック。「お辞儀する姿を見て、どこの誰かと思った」と家族が驚くほど今では自然なものになった。勉強にも成果が見られ、高校までは「大嫌いだった」という英語に必死に取り組み、入学後1年間でどんどん成績が上がった。そして本格的に就職を意識したのは、那覇空港でのインターンシップを経験してから。飛行機を無事に送り出した後の、社員全員の誇らしげな表情を見て「この仕事に就きたい」と夢を再確認。その後の就職活動で見事(株)JALスカイ那覇の内定を決めた。古波蔵さんは自身の体験を振り返り、「夢を諦めないことが、夢に近づく第一歩です」と後輩へメッセージを送る。
古波蔵 姫 Hime Kohagura
●就職内定 (株)JALスカイ那覇
1994年生まれ、宜野座高校卒業。専門学校日経ビジネス エアラインビジネス科グランドスタッフコース2年に在籍。内定通知のメールが来たことを母親に告げた際、「間違っているといけないからと5回ほど読み直しさせられた」ことは忘れられない思い出。初任給では「家族全員をディナーに連れて行きたい」と話す。