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何かに真剣に取り組んだ経験は、必ず社会に出てから役立つ

2014年10月23日

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沖縄の元気な企業へ 社会見学
こんな会社で働いてみたい! 理想の仕事場へおじゃまします

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森本 承平さん
沖縄都市モノレール株式会社 業務部運輸課

interview

プロの駅員として貪欲にキャリアアップ
「ゆいレール」の駅員として勤務する森本さん。仕事内容は改札、乗車券の販売、乗客の案内、駅構内の巡回だ。「内地でも約1年間、同じように駅員として働いていたのですが、沖縄のほうがお客さんとの距離が近くて“ありがとう”と言ってもらえる機会が多い。それが大きなやりがいですね」。千葉県出身の森本さんは沖縄の大学を卒業後、一度は地元に戻って就職した。しかし「やっぱり沖縄で働きたい」との思いを捨てきれず、Webなどでこまめに求人情報をチェックして転職を果たした。「駅の仕事は24時間勤務。終電と始発の間は仮眠をとって待機します。生活リズムをつかむまでは大変でしたが、今ではようやく慣れてきて、逆に泊まり勤務明けの日は午前中からオフを満喫できることが、この仕事のメリットの一つだと感じるようになりました」。入社後2年目には「プロの駅員としてキャリアを積むには、運転の知識と経験は必須」と運転士の免許を取得するなど、常に貪欲にスキルアップに励む。森本さんのこうした前向きな姿勢は、学生時代に大きく培われたものだ。「高校では野球部で、どうすれば上達できるかいつも考えながら練習していました。大学時代も社会人の今も、心構えは一緒です。何かに真剣に取り組んだ経験は、必ず社会に出てから役立つと思います」と後輩に熱いメッセージを送る。

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profile
森本 承平さん Shohei Morimoto
1987年千葉県出身。沖縄国際大学卒業後、東日本旅客鉄道(JR東日本)での勤務を経て、2012年に沖縄都市モノレールへ転職。入社後は駅員として勤務し、14年に運転士の免許を取得、ばらくは運転の仕事をしていたが、改札のIC化準備に伴い、JR時代の経験を買われ駅員に復職。「IC化が一段落ついたら、もう少し運転士の経験を積んで、再び駅に戻ってきたい」と話す。

★企業DATA
沖縄都市モノレール株式会社
mono
沖縄県民待望の鉄軌道として、2003年8月10日に沖縄都市モノレール線(愛称:ゆいレール)の那覇空港・首里間が開業。当初は3万人台だった1日当たりの利用者も、2013年度に初の4万人を突破するなど、県民の“足”として、観光客の移動手段として、着実に定着している。2019年春には首里から浦添市浦西までの延長路線が新たに開業予定。

創立:1982年9月27日
本社所在地:沖縄県那覇市安次嶺377-2
代表電話番号:098-859-2630
ホームページ:http://www.yui-rail.co.jp/
【採用情報】
2014年度採用応募要綱
http://www.yui-rail.co.jp/mitsukarimasen/

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