キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
日本工業大学 兼島 翔くん
愉快な仲間と楽しい授業で充実な日々。
2つの夢を叶えるために精一杯頑張りたい。
進路を考え始めたころは沖縄での就職を考えていた兼島くん。しかし、高校での進路ガイダンスがきっかけで考えが一変したという。「ガイダンスで話を聞いてみると、工業高校出身の生徒に合わせた授業のカリキュラムが豊富で、勉強しがいがありそうという印象を受けたことが決め手でした。入学する前は堅苦しそうなイメージや、勉強に縛られてしまうのではないかと不安でしたが、そんなことを感じさせないくらい学校全体がオープンで、今は楽しく授業を受けています」。工業高校出身ということで、将来は電気や機械系の仕事に就職することが夢だと言う。「父親の電気工事士の仕事を継ぐか、ネットワーク回線を接続する会社に就きたいという2つの夢があります。最終的には大好きな宮古島に帰りたいので何年か県外で勤めた後、地元に帰ろうかなと思っているんです。でも親には“継がなくていいよ”と言われているんですけどね(笑)」と、明確な将来のビジョンを持っているようだ。「県外へ行くことに家族はすんなりOKを出してくれましたが、そのかわり4年でちゃんと卒業してねと言われているので頑張りたいと思っています」。
兼島 翔
沖縄県立宮古工業高等学校出身。日本工業大学 工学部電気電子工学科1年。
3月にここへ越したときに感じたことは、とにかく寒い! の一言!!。
「寒さ対策になるものは、必ず沖縄から持って来たほうがいいと思います!」
【保護者からのメッセージ】
友達もたくさんできてほっとしています。楽しみながらしっかり頑張ってね。
子どもの頃から、機械いじりや物づくりが好きな子で、お父さんが機械系の仕事をしているので、ついて行って、よく一緒に工作とかしてましたね。高校の時も物づくり部でロボットのようなものを作って、いろんな大会にも出場したみたいです。本人には工業高校がとっても合っていたようでイキイキしていました。県外に進学して、しっかりしてきたと思います。勉強も大変で、不安なこともあると思うけど、自分で決めた道なので、4年で卒業できるようにしっかり頑張って欲しいです。
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この記事は「GO TO SCHOOL!!夢実現マガジン」2012年7月号より転載しています。