キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
中日本自動車短期大学 仲村 祐くん
「君に任せてよかった」と言われる
自動車整備士になりたい!
「幼い頃から車が好きで、気持ちは変わらぬまま自動車工学科のある高校に入りました。そのときにオートバイを買って解体や組立てなどをしているうちに、自動車整備士になりたいと考えるようになったんです」。そう話すのは中日本自動車短期大学で学んでいる仲村祐くん。「この学校に入った理由は、専門的な勉強に加え、会計や英語などの一般教養も学べるから。さらに2級自動車整備士資格が取得できるだけではなく板金や塗装などの車体整備コースもある。資格は働いて取ろうとすると大変ですが、学校に通っていれば勉強しながら取得できるので」。ずっと憧れていた自動車整備士の仕事だが、高校、大学と勉強していくうちにただ“好き”という気持ちだけではやっていけない厳しさも痛感している。「とくに車屋のバイト中に感じました。でも逆に人間関係やコミュニケーション能力がついてきたと実感しているし、僕にはもうこの道しか見えていないんです。だからまずは県外で就職をして10年くらい現場で鍛えてもらい、ゆくゆくは車屋を経営できたらなと考えています」。
仲村 祐
沖縄県立美来工科高等学校出身。中日本自動車短期大学 車体整備専攻科3年。
「自分がどう生きたいのか?目標はあるのか?を一度考えることは大切だと思います。自分のやりたいことをぜひ見つけてみてください」。
【保護者からのメッセージ】
現状に満足せず、これからもたくさん吸収して大きくなってね!子どもの頃からミニカーやプラモデルに熱中していた、車好きな子でした。凝り性で、プラモデルの塗装なんかは、納得いくまで塗り直すほど。好きなことに関しては妥協しないところがあります。県外に進学してから、物事もはっきり言うようになりましたね。電話は祐から掛かってくることが多くて、家事も頑張ってるなと感心しています。2級自動車整備士を取って、車体整備専攻にも進学したんだから、現状に満足せず、もっと色々なことを吸収してひとまわりもふたまわりも大きくなって下さい。
進学相談ならシンガク図鑑へ
http://www.55shingaku.jp
この記事は「GO TO SCHOOL!!夢実現マガジン」2012年7月号より転載しています。