キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
淑徳大学:金城 彩夏さん
県外に出て広い視野で考えられるようになったと実感しているという。「人生は一度きり!自分の可能性を広げよう!。」
思いがけず見つけた看護師への道に、
今は迷いなし!!自信を持って前進中。
「もともとは私立文系を希望していたんです」とはにかむ金城さんの夢は、看護師としてNICU(新生児の集中治療室)で働くことだ。進路を決めたのは高校3年生の夏で、周りの人や看護師だったお母さんの「金銭的にも自立したほうがいい」というアドバイスがきっかけだった。「今では勉強も楽しい。他の選択肢がないことで、むしろ自分がブレなくていい」と感じている。
最初は赤ちゃんがかわいいと言う理由だけで希望した産科だったが、医療が発達したからこそ未熟なまま生まれてくる赤ちゃんや産後のお母さんのケアなど責任の重さを実感した。また妊婦の年齢の高い都内の大学病院と年齢の低い沖縄の大学病院の両方を実習で経験し、地域差による課題も感じているという。「3年くらいは関東で働いて、身に付けたスキルを沖縄でも活かしたい」と考えている。
生活面では一人暮らしをして両親のありがたみが身に染みているとも。「帰ってご飯があるのとないのでは、本当に違います。アルバイトをして、お金を稼ぐってこんなに大変なんだと思いました。中学の時に学校が嫌になっちゃったこともあったけど、ずっと支えてもらって本当に感謝しています。」
金城 彩夏 Ayaka Kinjo
沖縄尚学高等学校出身。淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 4年。「東京は楽しいです。お金はかかるけど(笑)。服とかいっぱいあって、物欲が湧いてしまう・・・。」と言いつつ、実習や忙しい勉強の中、アルバイトも頑張っている。
【保護者からのメッセージ】
金城克也さん・美七子さん
充実しているようで安心です。
目標に向かって頑張って!
勉強に一生懸命で、ピアノにスイミング、英語とたくさんの習い事をしていました。お父さんが旅行好きで家族で色んな場所に旅行していたのもあって、東京に強い憧れがあったみたいです。兄2人も県外に行っているので、本人も不安は少なかったみたいです。夏休みには友達を連れて帰って来て、遊びに回ったりするくらいなのでかなり充実しているみたいで安心です。継続は力なりというので、長く続けて頑張って欲しいです。健康に気をつけて、目標に向かって頑張って。