キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
福山大学:仲村 良起くん
生命工学部のほか、薬学部、工学部、人間文化学部、経済学部の5学部14学科が揃う、広大な福山大学キャンパス。
仲村さんが学ぶ海洋生物科学科は、学外に水族館などの研究施設も所有している。
好きなことを目一杯やりたくてこの大学へ。
漁業や水質調査など面白い体験ができるよ。
179センチと長身の仲村良起くん。子どもの頃から生き物に興味があり、動物の奇想天外な姿を紹介するテレビ番組を毎週欠かさず見ていたという。「高校時代、最初は県内の動物関係の専門学校進学を考えていたんです。でも内地の大学には水産学系の学びがあると知り、県外に出ようと決めました」。そんな、生き物好きな仲村くんの心をとらえた福山大学の海洋生物学科は、瀬戸内海をフィールドに海の生物と環境を研究する学科。彼は「あの番組のように生き物を追いかけるぞー!」と意気込んだ。1・2年生では、因島で漁業を体験したり、大きな船で瀬戸内海の水質調査へと乗り出したりと、同学科ならではの学びを満喫した。その中で彼の興味は、環境を守ることへと広がって行った。4年生になった今は、海洋環境保全再生学研究室に在籍し、福山市を流れる川の水質改善に関わる研究を行っている。さらに現在、水質調査会社など、環境保全に関わる分野への就職をめざして活動中だ。「沖縄の高校生には、自分のやりたいことを目一杯やって欲しいな。ここはめずらしい学科なので、全国から学生が集まり楽しいよ。食い物もウマくてオススメです(笑)」
仲村 良起 Yoshiki Nakamura
沖縄県立首里東高等学校出身。福山大学 生命工学部 海洋生物科学科4年。「大学には沖縄県人会があります。ちょくちょく集まりもあって楽しいですよ。今年の学園祭は、県人会でブースを出して、サンシンを弾きながら沖縄そばやサーターアンダギーを売る予定です」
【保護者からのメッセージ】
仲村 起生さん・ルリ子さん
今までやってきた事、勉強してきた事、
将来に活かすのは本人次第!応援してます!
小さい頃から動物が好きで、水族館で働きたいと言っていました。ぶれない性格なので、海洋生物科学科へと進学を決めた様です。県外へ進学した事により、積極的で社交的になったと感じています。本人はホームシックは無かったようですが、お父さんがいつも寂しがっていました(笑)。いろいろ大変な事もあったと思うけど、4年間頑張ってこれたし、いい友達にも出会えたみたいなので、それを活かして頑張って欲しいです。本人がやりたい事なら、なんでも応援しています!