キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
国際医療福祉大学 福岡保健医療学部：東風平 小夏さん

専門機械を用いて病気や健康状態を科学的に検査するのが、臨床検査技師の仕事。
「専門分野の勉強が増えて大変なこともありますが、頑張って勉強して、責任感ある思いやりを持った臨床検査技師になりたいです」

応援してくれる家族に感謝！
思いやりと責任感のある臨床検査技師をめざします。

血液検査や超音波検査を行う臨床検査技師をめざして学んでいる東風平小夏さん。２年生になって実習が増え、忙しい毎日が始まった。「先日は採血の実習でした。学生同士で練習したのですが、注射は打つより打たれる方が怖いですね」と照れ笑い。夏には海外の医療現場を体験する研修に参加予定。世界の医療に目を向ける良い機会になると楽しみにしている。
そんな彼女が医療分野に興味を持ったのは高校２年生の頃だ。看護師や薬剤師も考えたが、生物の授業が好きだった東風平さんは、臨床検査技師の道を選んだ。この大学を選んだのは、国家試験の合格率が高く、現場実習ができる病院がすぐ側にあり設備が充実していたから。長女の県外進学を、両親は心配しつつも応援してくれた。大学には沖縄出身者が30名ほどいるので寂しくはないが、一人暮らしの大変さを実感。「両親に、ここまで育ててくれてありがとうって言いたいです」。と親のありがたみを感じているという。食事はなるべく自炊。大学の友達にタコライスを作って「美味しい！」と喜ばれたこともある。そんな彼女が今食べたいと思うのは、お母さんが作った沖縄風炊き込みご飯だそうだ。

東風平 小夏　Konatsu Kochinda
沖縄県立那覇高等学校出身。国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 医学検査学科2年。東風平家の長女で弟が二人いる小夏さん。でも実は、不思議発言で周りを癒す天然キャラ。大学の友達からはその天然ぶりを「異次元だね〜」と愛されている。

【保護者からのメッセージ】
東風平 史恵さん

周りにいて支えてくれる友達を大切にして
楽しい学校生活を過ごして欲しい。
将来何をやりたいかを調べられる様な環境作りをしていて、高校に入った時から進路は県外と言っていました。医療系に進みたいとの事だったので、色々アドバイスをして、一緒に進路先を決めてきました。初めての一人暮らしに色々心配でしたが、自炊したりと予想以上にしっかりしていてビックリです。最近では私の愚痴を聞いてくれたり、励ましてくれたりと、大人になったなぁと感じます。臨床検査技師の道は自分で決めていました。体調管理に気をつけて国家資格合格を目指して頑張って欲しいです。