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改めて沖縄を好きになれたことが大きな発見|稲嶺 良真くん

2014年09月01日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
国際武道大学:稲嶺 良真くん

国際武道_Main
「授業で学んだことを陸上競技にも活かせたことが、記録につながったと思う」。
稲嶺君は陸上競技を通じて自分の言動に責任が持てるようになったという。

interview

離れてみて知る親への感謝。
好きなことに熱中できた最高の4年間をありがとう!

叔父が消防士で、幼い頃から消防士に憧れていた稲嶺くんが、現実的に将来を考え始めたのは高3の夏だった。それまで部活一本だった稲嶺くんは、恩師である監督に「陸上を続けながら消防士を目指したい 」と相談した。すると監督は、即座に国際武道大学を勧めてくれたのだそう。というのも、「県内では同大卒のOBが多く活躍している」とアドバイスされたからだ。実は密かに恩師に憧れていたという稲嶺くん。「消防士は第一志望だけど、恩師のような教員にも憧れているので、大学では教職も専攻しました」と、恩師からもらったという教員採用試験のテキストを見せてくれた。上京後の様子を尋ねると、「電車の乗り換えが難しかったり、イントネーションの違いからうまくコミュニケーションが取れなかったりした事もあるが、 たくさんの出会いや他県の人たちと過ごして視野が広がった」「何よりも両親のありがたみや、 改めて沖縄を好きになれた事が大きな発見だったと思う」と教えてくれた。卒業後は地元に帰り、幼少期からの夢を叶えようとしている。4年間の大学生活を目一杯、充実させた稲嶺くんが次に目指すのは、沖縄での新生活のようだ。

国際武道_スパイク
持っている人が少ないピンク色のスパイク。「これまで2度も自己ベストを出せた、縁起の良いスパイクなんです!」
国際武道_問題集
恩師に教員採用試験を受けたいと相談した際にプレゼントされた問題集。空き時間を見つけ図書館で猛勉強中。


life_kokubu


profile
稲嶺 良真 Ryouma Inamine
沖縄県立コザ高等学校出身。 国際武道大学 体育学部 体育 学科4年。高校時代から始めた中距離走を続け、大学でも陸上競技部に。大学2年からはパート長を、4年時にはブロック長を務め部員からも慕われ ている稲嶺くん。

【保護者からのメッセージ】
稲嶺 盛昌さん

国際武道_0212大学で学んできたことを
活かせる仕事に就いて!

生まれてすぐにICUに入り心配もしましたが、4歳からスイミング、小学校からバスケットと怪我もなく順調に成長してくれました。高校からは先生の薦めもあり陸上を始めたのをきっかけに国際武道大学に進学を決めました。国際武道大学の先生との出会いも大きかったと思います。離れて暮らすようになってからは、親や周りの人に対する感謝の気持ちを口にするようになりましたね。自分に厳しく人には優しく、周りを気遣うことのできる大人になって欲しいと思います。頑張れ。