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たくさんの友達ができて毎日が楽しい|宇地原 萌さん

2014年08月07日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
福山大学:宇地原 萌さん

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interview

さまざまな県出身の友達が出来た寮生活。
ナーベラーの美味しさも広めたよ!

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知的な白衣姿で4年次の薬学共用試験に向け頑張っている宇地原さんだが、私服姿ではダンスサークルで踊っているヒップホップを披露。ジャンプも軽やか!

薬剤師のおばの影響で、中学3年生の頃から進路を決めていたという宇地原萌さん。早くから内地の大学の資料を取り寄せ、進学先を検討。薬剤師国家試験対策や、コミュニケーション能力を高める授業が充実していた福山大学に入学した。が、入学後数ヶ月は寂しい思いをした。大学敷地内にある女子寮に入寮したのだが、同期の多くが休みの度に帰省したからだ。宇地原さんだって実家が恋しいが、沖縄は遠い。寂しさを支えてくれたのが両親との電話だった。
「『6年なんてすぐだよ頑張れ!』と励ましてくれました。今も勉強が辛いときには電話します。両親の声を聞くとやる気が湧いてくるんです」。
他県の友達が大勢出来てからは、毎日がすっかり楽しくなった。例えば寮での広島vs大阪出身者のお好み焼き対決。宇地原さんもナーベラーチャンプルーで、『ヘチマを食べるの?!』と驚く他県民に美味しさを広めた。
そして今年、妹が内地に進学したのを機に、寮を出て一人暮らしをする事に。「もっと自立しなきゃと。妹も呼んであげたいし」。こんな優しいお姉さんがいるのだから、妹さんはホームシックとは無縁なはずだ。

教科書等
実験で使う眼鏡、関数電卓、分子の構造を組み立てるツールは、薬学部学生の必須道具。
写真とシーサー
高校時代のダンス部の仲間との写真と、県外に出るときに皆から贈られたシーサー。県外に進学した友達も多く、昨年末も内地で10人集まって新年を一緒に迎えた。


life_hukuyama


profile
宇地原 萌 Moe Uchihara
沖縄県立那覇高等学校出身。福山大学 薬学部 薬学科3年。「内地は電車ですぐ他県に遊びに行けるのが良いですね。兵庫県の大学に進学した妹にもすぐ会いに行けます。卒業後は沖縄に戻って病院薬剤師としてバリバリ働きたい!実家から近い那覇の沖縄赤十字病院に就職できたら良いな」

【保護者からのメッセージ】
宇地原 昭彦さん・世李子さん

福山大学_0454b薬剤師の夢に向かって
毎日頑張っているのが伝わります

活発でスポーツ万能な子で、勉強面も頑張っていました。文武両道な子に育って欲しくて、いろいろな習い事をさせました。その中でもそろばんは「こんなに楽しい物はない!」と夢中になっていましたね。薬剤師になるには県外の学校へ行かないといけないのは分かっていたけど、姉妹みんな県外へ行ってしまっているので少し寂しい。でも萌が毎日頑張っているのが一番の楽しみです。健康第一で薬剤師資格取得に向けて頑張って。勉強も友達付き合いも楽しんで欲しいです。