HOME  >   県外進学   >  県外は楽しいことがいっぱい!富永 彩さん

県外は楽しいことがいっぱい!富永 彩さん

2014年08月01日

LINEで送る

キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
熊本学園大学:富永 彩さん

熊本学園_0953b
熊本学園大学の正門から続く銀杏並木。歴史ある建物が残る同大学では、結婚式の記念撮影を行う卒業生も。
銀杏並木でも記念撮影が行われる。

interview

なんでみんなは、県外に出ないの?
こんなに楽しいことが、待ってるのに!

熊本学園_0963
85万冊の蔵書を有する大学付属図書館。地下にはAVホールがあり、毎週水曜日に所蔵DVDによる映画鑑賞会が開催されている。

高校生の頃、周囲の県内志向に首を傾げていたという富永彩さん。彼女の夢は韓国語と中国語の両方ができる通訳または翻訳者になること。熊本学園大学を選んだのも、この2ヵ国語が学べ、留学制度が充実していたから。今年の夏にまず語学研修で韓国へ1ヵ月、来年は1年間留学する予定だ。2ヵ国語も勉強するのは大変そうだが、富永さんは「私の中では勉強というより趣味という感覚。好きなことができて毎日が楽しい!」と笑う。実は彼女が東アジアに興味を持ったきっかけは韓流アイドル。彼らの歌やトークを翻訳なしでを理解するためなら、勉強はちっとも苦じゃないらしい。また高校の選択授業で中国語を履修したことで、台湾も好きになった。「沖縄にも韓国や中国について学べる大学はありましたが…」語学がメインではなかったから、県外の大学を選ぶことに躊躇はなかったそうだ。「それに県外に出れば、電車でどこにでも行けるじゃないですか!」。その言葉通り、この一年で彼女は大阪、東京と内地をヒラリ。「台湾にも行きたいし、韓流ドラマ好きのお母さんと、韓国旅行もいいな」。やりたいことがありすぎて、実に忙しい富永さんだ。

熊本学園_0956
大好きな韓流アイドルのキーホルダー。いつも鞄につけている。
熊本学園_0934
学科の学生が学内に立ち上げたブックカフェ。ネパールの農家から適正価格で買い取ったコーヒーを販売。東アジアの絵本も置いている。富永さんもスタッフの一員としてお手伝い。


life_kumamoto


profile
富永 彩 Aya Tominaga
沖縄県立向陽高等学校出身。熊本学園大学 外国語学部 東アジア学科2年。兄と弟に挟まれた一人娘。入学当初は母親が2日に1度は電話をくれたという。それも、ホームシックにならなかった理由のひとつか。「一番手がかかった子どもだったよね、県外に出してくれてありがとう。一番感謝しています」

【保護者からのメッセージ】
富永 幸子さん

熊本学園_0194学ぶときは学び、遊ぶときは遊び、
けじめをつけて4年間頑張ってください!

本当にやりたいことだったらと、県外に出ることも反対はしなかったですね。英語ができるのは当たり前、さらに中国語や韓国語ができれば仕事の幅も広がると思うので、県外で揉まれて帰ってくるのもいいかなと思ってました。女子寮に住んでいるので、食事や生活面でも心配なく、また人見知りしない性格なので、楽しくやっているようで安心しています。親元から離れているので体調面が心配ですが、健康第一で頑張って。(たまにはお父さんにも電話しなさいよ~。)