GO TO SCHOOL!取材キャラバン
4月26日(金)
GO TO SCHOOL!13校目は愛知県にある中部大学で学ぶ具志堅夏海さん。
生命健康科学部生命医科学科の3年生だ。
もともと医療系の仕事に就きたかった夏海さんは、
看護師のお姉さんのアドバイスもあり、臨床検査技師を目指すことに。
県外への進学については経済的なこともあり、
ご両親はすんなりとは賛成しなかったという。
どうしても県外に出たかった夏海さんは、
親戚のいる愛知県であることと、学費と家賃以外は自分で頑張る
という約束でゆるしてもらった。
何か想い出の品はありますか?の問い掛けに出てきたのが小さいハンカチ。
県外に出る時に見送りに来てくれたお母さんの前で大泣きして、
お母さんから差し出されたハンカチ。泣けます。
あれだけ出たかった県外なのに、実際に来て見たら、
ものすごいホームシックで何度も帰りたいと思ったそう。
「県外で看護師をしているお姉さんが一番の相談相手なんですけど、
泣き言を言うと何度も『甘い』って叱られました。
怖いんですよ、うちのお姉ちゃん(笑)」
体験者だから分かり合えることがあったんだろうなと、
容易に想像できる。いいお姉さんだ。
今年3.年生となる夏海さんは今でも約束を守り、
夏休みと春休みには沖縄に帰り、必死でバイトして
年間の生活費の足しにしているとらいう。
勉強にバイトにと毎日忙しい日を送っている夏海さんだが、
今少し進路変更を考えているという。
「臨床検査技師ももちろんいいんですが、もっと自分の個性を活かせる仕事がしたい。
大学で講義や実習を受けるうちに環境衛生や公衆衛生にも興味が湧いてきた。」という。
大学ではグッピーの愛称で親しまれ、
撮影中も教授に声を掛けられ楽しそうに話す夏海さん。
大学生活はまだまだ折り返し。色んなことにチャレンジし、
しっかり、じっくり自分の道を見つけて欲しい。
がんばれ!
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この取材記事は県外で頑張るうちなんちゅに順次公開されます。
お楽しみに!