GO TO SCHOOL！取材キャラバン

4月21日(日)

GO TO SCHOOL！夢実現インタビュー、今回は
大阪でパティシエとして活躍している比嘉悠司さん。

比嘉さんは、日本の製菓業界の最高峰のコンテストと言われる
「トップ・オブ・パティシエ2011」で優勝した経緯を持つ。
もちろん、沖縄出身者としては初の快挙だ。

簡単に勝てたわけでは無い。
大阪の大会では入賞さえ難しく、全くダメだったという。
ある大会で別のパティシエの方から「君は全国大会に出た方がいいよ。」と言われた。
伝統を重んじる関西地区では、
比嘉さんの斬新なアイデアは評価がされにくいと言うことなのだ。

全国にチャレンジしてすぐに結果は現れた。
確かな技術と斬新なアイデアが評価されたのだ。

これも比嘉さんの作品「オランジェ」。程よい甘さで美味い！

それもそのはず、比嘉さんは高校の頃から伯父さんのケーキ屋でバイトし
その後、県外の夜間の専門学校に通いながら
昼間はケーキ屋でバイトをするなど、厳しい環境を乗り越えてきている。

一見華やかに思えるスィーツの世界だが
実際には厳しい世界で何度も沖縄に帰りたいと思ったという。
「大阪弁が聞き取れなくて、何度も聞き返しては叱られていました。」とも。

コンテストで優勝してからは、
講演や講習の依頼も多くなってきた。
「沖縄の専門学校でも毎年菓子講習をやっています。」
チャンスがある人はぜひ体験して欲しい。

お仕事中にも関わらず、撮影に協力していただきました。
菓子工房 T.YOKOGAWAのパティシエは総勢27名！

「近い将来、沖縄に帰り独立する予定です。
自分にしかできないスィーツを沖縄の人にも食べてもらいたい。」

恒例のポーズ「シーサー」もして頂きました。

夢をひとつ実現し、次のステップへとすでに始動している比嘉さん。
沖縄でまたお会いできるのを楽しみにしています。

比嘉悠司さんの記事は
7月頃に「GO TO SCHOOL！特集記事」で紹介します。
ご期待ください。

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