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人気のシカクとシゴトから進路を選ぶ!知っておきたい進路選択

2017年01月16日

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高校卒業後の進路は「大学進学」「専門学校進学」「就職」の3つ。必ずどれかを選択しなくてはいけません。海外への語学留学や再チャレンジのための浪人もありますが、それでも最終的には3つ道から選択することとなります。進路を考えるのに早すぎるということはありません。何のために進学するのか、何がやりたいのか、考え始めることから進路選びはスタートします。自分の未来を見出すためにも進路選択について考えてみましょう。

沖縄の進学率は69.8%
全国との差は徐々に縮まりつつあります

全国との進学率の差が2005年には14.4ポイント(全国73.6%、沖縄59.2%)だった沖縄の進学率は2016年には8.3ポイント(全国77.1%、沖縄69.8%)にまで縮まりました。就職率は全国16.5%に対して沖縄17.7%と好調に推移しており、課題となるのは全国と比較して3倍弱(全国5.1%、沖縄13.7%)となっている無業者と言えます。無業者は進学も就職もせず卒業する人を指し浪人も含まれますが、早い時期に進路を考えておきたいものです。
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6割強が県内進学
県外進学のトップは東京都

他府県と隣接しない沖縄の高校生にとって、県外進学となるとひとり暮らしが必須となり、経済的負担が大きくなります。そのため県内志向が強い傾向にあり63.9%が県内進学となっています。県外進学で地域別ランキングのトップは東京都。大都市圏に多くの学生が進学しており、東京・大阪・福岡の3都市で県外進学の約半数(53.2%)を占めています。これは大都市志向が強いと言うより学校数が多いことに起因していると思われます。
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全国には大学・短大・専修学校が4,326校
ミスマッチとならないために…

全国には大学・短大1,135校、専修学校3,201校、計4,326校もの進学先があり、その中からたった1校を選ばなくてはいけません。学生である時期は人生の中で考えるとわずかですが、その後の人生に重要な時期となるのは間違いありません。何のために進学するのか、何を学びたいのか慎重に選びたいものです。すべてを比較することは難しいですが、気になる大学や専門学校には積極的に足を運び自分自身の目と肌で感じてミスマッチとならない進路選びをすることが重要です。
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[とりあえずフリーターの未来]
●一生フリーターとなる可能性が…
フリーターで数年過ごし、いざ就職活動を開始した時、履歴書にフリーターとは書くことができないのが現実です。高校卒業後の空白期間が長ければ長いほど、働く意欲がないと見なされ社会的には低い評価となってしまいます。高校卒業後フリーターとして社会に出た人が正規就職できる確率は1年目で58.3%、2年目で52.2%、3年を超えると48.9%と言われており、25歳では40%、30歳になると30%程度まで落ち込むことが予測されます。年月が経てば経つほど正規就職の道は厳しく、一生フリーターから抜け出せない可能性が高まります。
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●生涯年収格差は3億円…
仮に一生フリーターとして過ごした場合の生涯賃金は6千万円と言われています。正規社員との生涯賃金の差は何と2億2千万円~2億5千万円! 退職金や定年後の年金などを加えると3億円前後の差となります。フリーターとして働き出した時点ではそれほど差がないと思うかもしれませんが、その差は年を追うごとに広がり、どうにもならない程の格差となってしまいます。「とりあえずフリーター」と考えを持たずに自分の未来を意識しながら進路を選択していきましょう。
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