Outside prefecture CAMPUS LIFE
県外キャンパスライフ
開成グリーンエージ会館:兼城 叶佳さん
今年度入寮したウチナンチュ仲間。左から兼城叶佳さん(球陽高校出身)、池宮城朱里さん(首里東高校出身)、喜屋武葉亜都さん(World Mission Christian School出身)、仲原涼花さん(陽明高校出身)。「大学の友達もできたけど、寮生のみんなと過ごす時間に居心地の良さを感じます」。
部屋にいるよりも、みんなと過ごす時間が大好き!
今しかできない事は大学だけじゃなく、寮生活にもあった!!
物心ついたときから進学は東京と決めていた兼城さんは、高校2年生の時に志望校を2校に絞りオープンキャンパスを回った。そこで校内や在学生の雰囲気、教授の熱心な指導を見て明治大学を志望する事に決めた。そんな折、明治大学に通っている従姉の友人を紹介してもらう事ができ、大学や東京での生活、先輩が入寮する開成グリーンエージ会館について話を聞く事ができたそう。実は兼城さんの両親は、進学こそ賛成してくれたが、一人暮らしにはやや難色を示していた。だから寮に入れば両親も安心するのではないかと考え、渋谷など繁華街に近く、大学にも徒歩で通える寮だと先輩から聞き、合格後すぐにお母さんと寮を見学した。「都心で駅から近いのに、寮の周りはとても静かで治安の良さを感じました。先輩が教えてくれた通り部屋も広くてキレイだし、何より寮長が優しくて親だったので、ここなら両親も安心すると思い即決しました」。
そしていよいよ上京。知らない人たちとの寮生活に不安はなかったかと尋ねると、「最初は食事の時間しか他の寮生と接する機会はないと思っていましたが、自分の部屋にいるよりも食堂でみんなと一緒にいる時間の方が長いです」と教えてくれた。しかも、今年度は兼城さんふくめ4人のウチナンチュが入寮。「沖縄に住んでいる時は出会えなかったウチナンチュと、東京で出会えた事が嬉しいです。お陰で沖縄訛りは抜けません(笑)」。40室ある部屋は現在満室で、毎年秋頃から来年度の応募が開始され希望者が殺到する。人生経験の豊富な寮長さんと寮母さんは、話しやすくとても頼りになる存在だ。困った時、悩んだ時は相談に乗ってもらえるのも寮ならではの特典だろう。
誕生日にお父さん、お母さん、9歳の弟からもらった手紙は、兼城さんの好物タコライス、沖縄そばと一緒に送られてきた。「都内にも沖縄料理屋さんはありますが、当たりと外れがあります。タコライスと沖縄そばは、食事の出ない日曜日に食べる予定です」。 |
夕食後は食堂に残り、みんなでテレビを観たりおしゃべりをして消灯まで過ごす事が多いと語る兼城さん。ただ、勉強をしている人の邪魔になりそうな時は、この吹き抜けの談話室で過ごす事も。ピアノや寮生が読んだ雑誌や漫画などが置いてあり、憩いの場になっている。 |
兼城 叶佳 Kyouka Kaneshiro
●明治大学商学部商学科 1年
沖縄県立球陽高等学校出身。将来は沖縄県庁か東京の金融機関への就職を希望し、商学部ではマーケティングについて勉強中。生活の基盤ができている寮に入った事で、スムーズに新生活が始められたと語る兼城さん。3年生からはキャンパスが変わるため一人暮らしを考えているが、親しくなった寮生とのシェアハウスも思案中。
【保護者からのメッセージ】
兼城 範子さん
せっかくの県外だから寮や学校で出会った友達を大切にして色んな場所に行って色んな経験をしてね
県外進学を決めた段階で「慣れるまでは絶対寮にして!」っていう話をしてて、色んな条件の中で寮探しをしていたら今の寮を知り見学に行きました。条件にピッタリな寮で、何といっても寮長さんの人柄の良さが決め手でした。やっていけるのか心配で、私は寂しかったんですけど、本人は県外での生活が始まると沖縄出身の子も何人か居て楽しんでる様です。電話するんですけどウザがられるのでLINEでのやり取りが多いです。(笑) せっかく県外の大学に通っているから、体調に気を付けて今しか出来ない色んな経験をして、友達を大切に楽しい大学生活を送って欲しいです。頑張ってね。
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