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知っておきたい入試制度【その1】入試制度の豆知識

2015年02月20日

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知っておきたい
入試制度

大学全入時代と言われて久しいですが、目指す大学によっては高倍率で選抜されるのは変わりはありません。入試制度は大きく分けて、センター試験・AO入試・推薦入試・一般入試の4つですが、それぞれに特性がありますので、よく理解した上で自分に合った入試を選択し、対策を練る事が大切です。

入試制度は大きく分けて4つ

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■国公立大学の入試
国公立大学に進学するには、原則一次試験に該当するセンター入試を受験する必要があります。合否判定は、センター試験と二次試験に該当する大学個別試験の合計点となります。センター試験は国語、数学、外国語、地理歴史、公民、理科の6教科31科目の中から多くの国公立大学が採用している5教科7科目を選択し受験する事になります。二次試験となる大学個別試験は2~3科目である事が一般的です。

■AO入試
高校の推薦を必要としないAO入試は、多くの私立大学で実施されており、規定を満たしていれば誰でも出願できます。大きく「選抜型」「対話型」「体験型」の3つの種類があり面接やディスカッション等、積極性やコミュニケーション力が重視されるため、自己表現が得意な人向きとも言えます。ただし、国公立大学ではセンター試験を課す場合もあり高い学力が求められます。

■推薦入試
私立大学では入学者が40%を超えた推薦入試は、高校からの推薦を必要とします。書類選考後に面接や小論文が選抜の中心となりますが、指定校推薦は高校に推薦枠が設けられており、枠数以上の希望者がいる場合には高校内選抜が行われます。国公立大学の場合はAO入試と同じくセンター試験を課す場合もあり高い学力が求められます。国立大学には指定校推薦はありませんが、公立大学では指定校推薦を実施している大学もあります。

■一般入試
私立大学の一般入試での入学者は4割程度ですが、国公立大学や難関大学では一般入試(国公立ではセンター試験+個別試験)は8割と主力の入試となっており2極化が進んでいます。国公立大学と私立大学の大きな違いは私立大学では受験科目が2~3科目である事。受験勉強を得意科目に集中できるメリットがあります。

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