人と犬が一緒に暮らすためのマナーを教える

■家庭犬訓練士（ドッグトレーナー）とは
犬と人が楽しい生活をするためには、犬が社会の一員として受け入れられるようにマナーを教える必要があります。無駄吠えや問題行動を治したり、飼い主の要望に応じて犬を訓練するプロフェッショナルが家庭犬訓練士です。犬をしつけることはもちろん、飼い主がしつけを覚えることも大切なので、犬の性格を見極めながら、飼い主へ適切なアドバイスをすることも重要です。

■家庭犬訓練士になるには
家庭犬訓練士になるためには、資格は必須ではありませんが、未経験から仕事に就くためには資格を持っている方が有利です。高校卒業後、動物専門学校や一部の大学で設けられているドッグトレーナー科などで必要な知識や技術を習得し、実習経験を重ねたうえで資格を取得するのが主なルートです。その他、スクールが実施している６か月程度のコースで取得することも可能。最近はペット可のマンションも増え、犬を室内で飼う家庭が多くなってきています。そのため、しつけの重要性も高まっていて、家庭犬訓練士のニーズは増えていくかもしれません。

■家庭犬訓練士の活躍の場
ドッグスクール・訓練所……一般家庭のペットをしつけたり、預かるスクールで、飼い主からの依頼を受けて犬を訓練。
ペットショップ……ペットショップにいる犬を訓練するほか、掃除や食事の準備など、犬の世話も大切な仕事。
動物病院……獣医をサポートしながら、資格を生かして犬の世話をする。

資格取得・目指せる学校の一覧
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