厳しい下積みの中にも、活躍の場は多く人気の職種
■アニメーターの仕事とは?
アニメーターというと、これまでは映画やテレビ番組などの連続したセル画を作成し、動く映像にする閉ざされた仕事のイメージが強いが、ここ数年のアニメブームやミニコミ誌の定番化、ゲーム市場の伸びに加えて、インターネットやスマートフォンの発達、制作技術の向上などにより、ずいぶんと様変わりしてきました。オタクと言われていた人たちが時代をリードし始めたことも見逃せません。そのため、活躍の場は格段と広がり、若い人には人気の職種となっています。
■アニメーターになるには?
アニメーターになるための特殊な資格はありませんが、時代を読み取る感性やデッサン力、構成力、制作技術などの基礎力が必要となりますので、即戦力として専門学校などに進学するのが一般的です。また、芸術系の大学や短大に進学し、色彩や構成を理論的に学んだうえで、アニメーターを目指す人もいます。最近ではマンガ・アニメを専門的に学べる大学も増えてきています。
■アニメ業界の就職状況
前記した、アニメブームやミニコミ誌の定番化、ゲーム市場の伸びなど、明るい要素が多いアニメ業界ですが、アニメの原画制作やセル画を作成する動画制作は新人が担当することが多く、厳しい下積みがあるのが現状です。作画監督や映像クリエイター、キャラクターデザイナー、アニメ監督などへステップアップを目指してがんばって欲しいものです。スタジオジブリに代表される大手アニメ制作会社は活気があり、高い人気を得ています。
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